仲田修子&MIDNIGHT SPECIAL

LIVE REPORT at ペンギンハウス
2008年 9月27日

今回はライブレコーディングとの事。なんと仲田修子&ミッドナイトスペシャルのライブを録音してライブCDを作るそうです。年内には発売!?これは楽しみです。

1曲目2曲目にシタール奏者の菅井さんをゲストとして迎え、シタールが奏でる摩訶不思議オリエンタルムードに会場が包まれました。1曲目の「ブッタズマーシー」これは直訳すると御仏の慈悲でしょうか。なんとも、全身が大きな仏様の愛に包まれるような歌です。つづいて新曲「月の光」がお披露目され、こちらは歌はもちろん、さらに菅井さんのシタールと瀬山研二さんの「壷」の音がフィーチャーされました。「ここは日本か、はたまたインドか?」と錯覚してしまうような異国情緒に、ファンの方もどっぷり陶酔していた様子でした。(あ、そう言えば高円寺は日本のインドと言われてますね・・・)


★ペンギンハウス入り口


★シタール奏者の菅井さんがゲストに!


★ドラムの瀬山さんが「壷」を叩いてました


★写真には写ってませんが、レコーディング用のマイクが
セットされてました


★修子さんとギターの有海さんのハモりがいい具合


★笑顔で「今日はどうもありがとう!」と修子さん


★シンデレラのお姉さん、盛り上がってます


アンコールの2曲目(今回のライブの最後の曲)では、久々に「マザーレス・チャイルド(sometimes I'm feel like a motherless child)」を歌ってくれました。歌だけ、つまりアカペラでの修子さんの圧倒的存在感に今回も「ド肝」を抜かれました。

「マザーレス・チャイルド」という曲についてお話を伺ったところ、5年前ほど前のヘアーショーのイベントでオープニングアクトで出演、その時に歌ったことがあるそうです。
聞けば場所はあのベルファーレ(行ったことないけど)。

想像してみてください、その時の様子
を。

開演前、数千人の観客のざわめき。
そこへ前触れもなく明かりが落ちて、修子さんのアカペラが始まりーーーー会場はまるで奥深い山の中の小さな池のように静まり返っていく。歌い終わったシンガー(修子さん)に惜しげもなく怒濤の拍手が送られ、華やかにイベントが始まっていった・・・。

うーん、さすがです。圧倒的な存在感のある人がステージに立つと、こういう事が起きる(起こせる)んですね・・・。

ちなみに「マザーレス・チャイルド」は黒人霊歌で、トラディショナル(伝統的音楽)なのだそうです。つまり、作者不明。その中でも「スピリチュアル」というカテゴリーに入り、よく耳にする「ゴスペル」も黒人霊歌のカテゴリーの一つだと修子さんが教えてくれました。し、知らなかった・・・。

次回のライブもライブレコーディング第二弾です。これは楽しみだ!



20080927@高円寺ペンギンハウス セットリスト

st Stage
1、ブッダズ・マーシー
2、月の光
3、一週間
4、暗い巨きな
5、ある夜の出来事
6、回転ドア
7、ウォータースネーク

nd Stage
1、地下鉄ブギ
2、本牧ジャンキーホンキーブルース
3、修子のタンゴ
4、ゴーイントゥーシカゴ
5、ミッドナイト スペシャル
6、ここにいるよ
7、シンデレラのお姉さん

アンコール
1、国立第七養老院
2、sometimes I'm feel like a motherless child


ライブレポート&フォト 山椒フィッシュ